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石けん生活🧼




いつから、石けんのスタンダードは固形から液体へ変わったのだろう。

私たちが小さな子供の頃(昭和50−60年代)は、お風呂場には石けんがあった。

学校や公園の手洗い用石鹸も黄色いレモンの形の石けんが、赤いネットに入って蛇口にぶら下がっていた。

いつの日からか、固形の石けんが家から無くなり、代わりにハンドソープ、ボディソープ、シャンプー、食器洗い洗剤と姿を変えた。

「より便利に」を求めて固形石けんを液体に変わった。

その結果液体石鹸・洗剤の3分の2は水だし、ケミカルな保湿剤成分などを含め本来の石けんには入っていなかった合成界面活性剤を含み、香料や着色料まで添加され、肌への刺激も強くなってしまいました。

ボディソープは石けんより強い洗浄力に特化していますが、

そもそも石けんには合成界面活性剤が含まれておらず、天然油脂から作られるため必要以上に皮脂などの油脂を落とさず、肌への刺激も少ないのです。

繰り返しますが、石けんには合成界面活性剤が入っていないので、肌への負担が少なく、小さな子供から大人まで肌の弱い人(乾燥肌やアトピー・敏感肌、脂性肌)でも安心して使うことが出来ます。

逆を言えば、合成界面活性剤の入った洗浄力の強いボディソープで体を洗うと、子供やデリケートな肌質の人には滲みたりヒリヒリした刺激を感じる人も居たり、

乾燥肌とは反対に脂性肌質の人は、一回の洗浄で油脂を落としすぎてしまうために、新たな皮脂を作るべく肌の脂性が増します。

更に現代に生きる私たちは、食べ物からもたくさんの添加物を摂取しています。

食品や添加物に気をつけて生活をしていても、ゼロにすることは難しい時代です。

そしてこの化学調味料を中心とした食品添加物も原因の一つであり、一昔前よりアレルギーに悩む人が増え、アトピー肌や敏感肌になる人も増えました。








ここで少し、我が家の話を。

個人差はありますが、我が家の息子も生後すぐから乳児湿疹と診断され脂漏性湿疹が長引き、1歳になっても小児湿疹と診断され、3歳ごろまでには落ち着くでしょうと言われ続けた湿疹はアトピー性皮膚炎となり慢性的な湿疹肌の子供になりました。

しかしこれは体質であり、ステロイドの軟膏を使用しようがアレルギーの薬を内服しようが、一時的に症状を抑えるものであって完治できるものではないことを息子と一緒に身をもって体験しました。

私自信は子供時代に肌トラブルに悩んだことがなかったので、息子の皮膚科巡りは毎回ストレスフルな時間でした。(成人してからなんとなく「実は乾燥派だったのか!」とわかったのですが…)

その時期にはアレルギー体質改善についてのたくさんの本を読み学びました。

そこで私自身も妊娠中や産後に普段の食べ物や合成洗剤やシャンプーやボディーソープなどの臭いに敏感になり、産後には油、塩、砂糖、醤油、酒、酢の基本的な調味料を見直したことを思い出しました。

そしてシャンプーやボディーソープは固形の石けんや固形シャンプーに、合成洗剤は家から無くし、全てホタテパウダーで代用しました。

合成物を気にしながら(それでもゼロではありません、たまにマ◯ド◯ルドなどファンキーなジャンクフードを食べる日だってありましたが)3年ぐらい経ちました。

すると、小学生になった息子は気がつけば毎日使用していた「ひどいところ用」と書かれた強力なステロイドの軟膏の使用が減り、今ではたまに塗布が必要な湿疹にのみ使用するぐらいの頻度にまで減りました。

赤ちゃんだった頃の息子を抱っこして毎週通った皮膚科時代には、なかり落ち込み悩みましたが、こうしてコントロールできるまで改善しました。

湿疹や肌荒れする日に原因を振り返ると、やはり外食が続いたりジャンクすぎるお菓子を食べすぎたりした日に多く、他は汗疹の延長の湿疹などでした。息子も体感や経験からお友達と盛り上がっている時以外にジャンクなお菓子を食べたがることが減りました。(個人の感想です)


話は戻ります。

そんな息子も娘も、赤ちゃんの時から一時的なベビーソープの使用時期を経て、無添加ボディーソープという商品を使用してきましたが

私は数年前から固形石鹸に変えましたし、最近では子供達も全身を一つの固形石けんで洗うようになってきました。我が家での浴室で固形石けんのみになる日も間近です!楽しみ!

手作りされた石けんは大量に作られた市販の液体シャンプーやボディーソープより割高に感じるかもしれません。

でも必要のない成分や体に害を及ぼす成分や人工的で刺激の強い香料が入っているものを「安価だから」という理由で選んでいる方には、今こそ「石けん」を選択することをお勧めします。

石けんならこれ一つで、洗顔、体・髪の毛洗いも出来ます。

髪の毛のきしみが気になる方は固形のコンディショナー(もちろん合成化合物無添加)もあります。




今までいつも通りの買い物(選択)に疑問を持たずに、手に取ってきた家中の洗剤や液体ソープのパッケージの裏面を見てください。

いつまで経っても治らないカサカサや、年齢のせいだと思っていた蕁麻疹、肌荒れの原因は

もしかしたら必要以上に強い合成界面活性剤で肌を痛めながら洗い過ぎてきてしまったのかも。

なんだかボーッとする、頭が重い、めまい、、、などの原因は、合成香料の強すぎる香りが引き起こしている可能性も大きくあるのです。

供給量が安定し、安く、それっぽい香りを人工的に作った合成香料は合成=化学物質の一種ですから、皮脂から体内に少しずつ化学物質が摂取されていくのも、納得しないわけにいかない。

自律神経やホルモンをコントロールする働きがある香りにも合成と天然があるのなら、そこも合わせて拘りたい、そうなるとやっぱり石けんなんですよね。


そして食器洗い用洗剤を固形石けんに変えてから大きな気づきもありました。

キッチン用品や食器についた油汚れも石けんで落とせるなら、お風呂掃除も石けんとホタテスプレーで十分だし洗剤は要らないだということ。

トイレ掃除も洗剤は要らない代わりに汚れの成分を理解して必要な成分で掃除をする=ホタテパウダーがあれば十分。

キッチンも洗面台もしっかり掃除したい時は固形石けんとホタテパウダーで十分。

だから、洗剤って本当に要らないのです。

香りが必要だったらリフレッシュできるお好みの精油をお掃除後に垂らしてください。

お掃除後や気分の良い時に家中に少しずつ数滴精油を垂らしてみてください。

コスパの問題?

家中の洗剤を引っ張り出して合計金額を出してみてください。

乱暴な表現になってしまいますが、合成界面活性剤の入った洗剤は汚れを落とす代償として手荒れやかぶれを引き起こし、身体にも負担をかけ、水を汚すのです。(個人差あり)

掃除に使う水も汚し、そもそも生活に必要な水を自分たちで汚すことにも繋がっている、なんだかなーって気持ちになってしまいますが、石けん生活は気持ちよくシンプルで本当にお勧めです。

自分や家族のために肌・身体に優しい石けんを選ぶことがきっかけで、人工的に作られた合成界面活性剤

化合物ではなく、極力天然素材のものを選ぶことが、自ずと自然環境にも配慮した選択となり、自分たちの生活と自然環境をシンプルに循環するものを選ぶことに繋がるのです。


言葉を変えると、これがエコなんだと思います。

石けん生活は様々な発見があります。

ぜひ皆さんも固形石けん生活に楽しんで切り替えてみてください!

次回のblogでは食器洗い用石けんについて書こうと思います。

今使っているminimal living tokyo.のDISH BLOCKにたどり着くまでに本当にたくさんの石けんを使用してきました(笑)、本当にたくさん。

やっとこの石けんオタク記録をご紹介できる喜び〜

また来週もよろしくお願いいたします。

Boutique Lauryn, YUKO


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