- boutiquelauryn
衣食住
【衣食住】
着る物にも、食事にも、住まいやそのインテリアにも トレンド(流行やその動向)があります。
私はどんな時も「トレンドだから」という理由を決定打にした選択が嫌いです。
しかし「今、巷で話題の〇〇」というものの中には、
それまで不便だと思っていことが解消されるとか、
経済的だとか、
使うことでよりエコだとか、
更にサスティナブルでそれまでと同じ効果があるとか、
確かに素晴らしい点もたくさんあるので、衣食住の全てでトレンドを完全には無視できません。
ただ問題は、その “話題の〇〇” が流行ることで、巷では一気にその商品だけがフォーカスされ、どこに行っても同じ商品しか並ばず、最後は似通った安価な偽物まで平気で商品化され、本来の目的や利点から離れた解釈でマーケットに並ぶ。
選択(買う)側も、本来のニーズが不透明なままだと “とりあえず” その話題の商品を選択するという流れになるし、どんな場所でも簡単に手に入れることのできるものには疑いの目を持たない。
だからみんな一緒、みんなとお揃いがイケてる、となる。
私はこの価値観が均一化されていく現象が嫌いです。
このblogを読んでくださっている皆さんの中には、
私と同じや似た想いの方もいらしたり、いやいやトレンドというのはその時代を象徴するオシャレではないかと思う方もいらっしゃると思いますが、
このblogには今後の私自身の成長や生き方についてその時々の考えや思いを残していきたいと考えているので、そんな感じで読んでご理解いただけたら幸いです。
そしてそんな私ですが、色々なジャンルのオシャレというものを1人の日本人女性(主婦)の目線で見たときに、
世界の “オシャレ” との違いに引っかかってしまいまして、もう少し広い視野を持って追求して自分自身の生活にも活かしていきたいと思い、今年から一つの学びを始めました。
いつかそのこともお話しできたらいいなと思っています。
さて、超個人的な優先順位ですが、衣食住の中で私が大切にしたいことは
食→住→衣
今日は衣食住について、私の考えを書いてみます。
【食】
食べるものが自分の体を作ると思っているし、体も心も健康的でいるためには食べるということを見直すのはとても大事だと、30を過ぎてから実感しました。
今の私は乱暴に生きていた若い頃には考えもしなかった生活を送っていますが、いろんな経験を積んで今に至るので、自分の子供たちも今は健康的な食生活を意識させていても、いつか自分の判断で様々な経験を積んで生きていくのだと思います。
それでも、いつか子供時代を振り返った時や、自分で自分の健康や幸せについて考えるようになった頃に私が伝えている “食べること” を思い出し、生活に取り入れてもらえたらと思っています。
でも私が一番大事にしたいのは「楽しく、美味しく食べる」ということ。
だからたまにはスナック菓子もジャンクフードも有りです。
先日知り合いが、おにぎりをお庭の葉っぱで包んでから蜜蝋ラップに包んで子供のお弁当に持たせたと書いたSNSの投稿を読んでとっても感動しました。
お母さんの愛情が伝わって、健康的で、美味しくって、無駄がない。
これって超おしゃれじゃーん!と思い、私も早速真似してみようと思いました。
【住】
生活の質に直結する3要素〈衣食住〉の中で、世間では実は一番適当にされがちなのが、住なのかな?と思います。
物凄くおしゃれしていても汚部屋とか、美味しいレストランやホテルを巡るのが趣味でも自宅にこだわり全くがないという考え方は、
ただ私と衣食住の優先順位が違うだけなのかもしれないのですが、そんな人達も私と同じように、自宅を居心地良くオシャレにしたいと考えている人は多いのではないかと思うのです。
立地やブランドにはこだわるけど、いざ住むとなったらインテリアは “とりあえず”トレンドを、とか
夫婦でこだわりのインテリアの趣味が違うから、2人の真ん中ぐらいで妥協するとか、お互いに我慢して無機質な空間以上のこだわりを出さないとか。
何を大事にしてどういう価値観で生活したいのかを少し考えると〈暮らし、生活、日常〉を意識した選択ができて、そういった考えで揃えていった住空間はその人にとって豊かになり、
誰かが決めたトレンドというものを意識しなくても、自分にとって安らぐ生活が過ごせる場所となると思います。
自分的に生活の質を上げるということは、無理して豪邸を建てたり高級家具を買うということではなく、自分の生活スタイルに合うモノを選ぶ時には、視野を広げて価値観や好みを明確にした選択が大事なんじゃないのかなーと思うのです。
私がBoutique Laurynというライフスタイルブティークの中で皆さんに紹介している世界観は、我が家のような極一般的な家庭でも、日当たりのいい窓際の彩光を生かし吹きガラスの花器をアクセントに置いてみたり、鍵やリップクリームなどポケットから出してごちゃっとしてしまう小物を置くトレーを木工の一点物にしてみたり、そんな人の手で作られた美しい曲線が生活空間に馴染み、自分が気持ちよく過ごすためのアクセントになってくれるのだということです。
世の中には多くの工芸作家さんがいらっしゃいますが、セレクトする際はもちろん私自身の生活のフィルターを通しているので、高価すぎて生活に取り入れにくいということが無いようセレクトしている背景もございます。
そんな世界観はぜひオンラインブティークよりご覧ください。
【衣】
服の話でも同じですが、トレンド重視で自分重視していないってことにならないように、自分が出したい雰囲気や今までのスタイルを把握しながら服選びをします。
服こそ、若かりし頃はアパレル定員という職業も経験するほど自分の好きなものや冒険したい憧れのスタイルも、とにかく色々経験し買い漁りました。
もちろんその頃の私にはエコやら循環なんて意識が無かったもので、飽きたら売ればいい、誰かにお下がりで貰ってもらうか、自分的に着古したら捨てる。そんな安易な気持ちでした。
が、そんな経験や時代を過ごしたからなのでしょうか? 今は自分のスタイルがわかってきたので冒険はしません。長く着るかしら?いい生地のものなら、いつか娘も来てくれるかしら?程度にしか悩まず、買い物をすることが出来ています。
タイムレスでありながらその時々のトレンド(カラーやサイズ感)を組み合わせることが出来るシンプルで、ミニマルな服を揃えるように。
自分自身に似合う色や形は把握していると、タイムレスな洋服こそそろそろ上質な1点を自分のために揃えたいとなーと思いますが、
なんと私、ユニクロのニットも10年着れる人で、更に私の母が若い頃に来ていたという50年もののニットも毎年着ていまして、
タイムレスなものって、本当に買う機会が少ないんだなって実感しています。
自分が気持ちよく大事に着たいと思っていればタグは関係ないし、自分のスタイルを持っていれば50年選手も毎年おしゃれに、スタンダードなユニクロのハイネックセーターもお手入れ次第で毎年スタメンです。
さて、今日も相変わらず長くなりましたが今回は【衣食住】とおしゃれについて私の思いを書きました。
みんな同じじゃなくっていいよね、という長ーいお話。
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